札幌交響楽団さんによる演奏会

2014-11-25

札幌交響楽団の演奏家の方々に来ていただきました!

 

2014年11月10日の朝、ばんけい幼稚園の体育館は、子供たちの好奇心とたくさんの父兄の方の期待感に溢れていました。既にリハーサルを終えて、黒幕の後ろにスタンバイされていた、バイオリニストの大平まゆみさんをはじめとする錚々たる演奏家の方々に、ますます緊張をしておりました、行事部長の所です。

 

45分間の演奏時間、子供たちは飽きずに聴いていられるかどうかが少し気になっていましたが、心配無用でしたね。至近距離で聴けますし、楽器の音色、演奏家の方々の息遣いまで感じられるので、子供たちも目が(耳?)が離せないといった感じでした。

最初の曲はベートヴェンのメヌエットから始まり、美しい音色に、子供たちは一瞬で魅了されていましたね。ファゴット担当の夏山朋子さんはまるで幼稚園の先生のような優しい雰囲気で司会進行してくださり、分かり易く子供たちを楽器への興味に誘ってくれました。

打楽器担当の大家和樹さんによるルロイ・アンダーソンの曲は本当に楽しかったですね。工事現場のヘルメットを被りながら紙やすりで奏でた、サンドペーパー・バレエ。シンコペーテッド・クロック。タイプライターでは、コミカルな牛乳瓶底眼鏡をかけての演奏。ユーモアたっぷりの演出に子供たちも大喜びでした。子供たちが退屈しない選曲と内容、さすがです。

最後は札幌交響楽団さんの演奏で「歌えバンバン」を子供たちも大合唱。子供たちがいつもより楽しそうに思いっきり歌っているように聞こえたのは私だけでしょうか。

時間が予定外に圧してしまい、アナと雪の女王のlet it goが無しになってしまったのは本当に残念でした。楽しみにしておられた皆様には申し訳なく思います。

 

世界的なバイオリニストで札響のコンサートマスターでもおられます、大平まゆみさんのお嬢様はばんけい幼稚園を卒園されており、卒園式の心温まる思い出話をしてくださいましたね。都合で全員の卒園式には参加できなかったのですが、お子さんだけの卒園式をしてもらえた、と聞いて、私はおもわず目頭が熱くなりました。大平まゆみさんも特別な思い入れを持ってばんけい幼稚園の演奏会に来ていただけたのだと思います。ファゴットの夏山さんにも、お子さんをばんけい幼稚園に入れたい、と嬉しいことをおっしゃっていただけましたよ。

 

また、当日の演奏会のDVDを貸し出すか等、検討中です。決まりましたらまた虹の会のページでアナウンスしますね。

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