2022 親子山歩き
新緑が美しくさわやかな風が薫る5月の盤渓で、親子山歩きが開催されました。
今年は各学年毎の開催となりましたので、それぞれの山歩きの模様をお伝えします。
5月20日 <赤組>親子山歩き
雨予報だったものの、当日はなんとか持ち堪えてくれて曇りのお天気でした。
子どもたちはお家の方と一緒で嬉しかったようで、みんなとても良いお顔で元気に山を登りはじめました。
山の斜面にあるばんけいの畑で「ここには鹿さんがやってくるので柵をつけています」
というお話を聞きました。ヨモギを探していると近くに黒くて小さな丸い玉が、、。
「それは鹿さんのウンチだよ」と教えてもらい、本当に鹿が来ていたんだとビックリ!
その後山の中へ入っていき、ウルシを教えてもらいました。
子どもたちも「これは触っちゃいけないやつだよ!」と一生懸命お父さん、お母さんに教えてあげている声が聴こえていました。
フキと三つ葉の選び方や見分け方を教えてもらいながら進むと、綺麗なお花がたくさん咲いていて、「シラネアオイ」と教えてもらいました。
山の自然に癒されながらどんどん登って行き、下りに差し掛かるころ今度はアズキナを教えてもらって探しました。
その頃からポツポツと雨が•••ちょっとして下り始める頃にはザンザン降り!
それでも雨の中みんなたくましく楽しそうに下山していました。
大雨の中一気に下山して幼稚園に着き、「この雨もばんけいの自然の恵みですね!」と素敵なお話を聞いて無事に楽しく親子山歩きが終わりました。
☆採った山菜は天ぷらにしたら嬉しそうにたくさん食べていました!
☆かぶれるものや食べられない植物について、先生の実物を見ての直接のアドバイスがありがたかったですし、採取ポイントの案内も嬉しかったです。
とのお声もいただきました。
自然の恵みを肌で感じられる素敵な環境に幼稚園があることを知れたり、子どもたちが実際にどんな風に楽しく過ごしているのかを感じられて、とても貴重な経験となった親子山歩きでした。
5月17日 <緑組>親子山歩き
みずみずしい新緑が美しくとても爽やかな快晴のお天気の中、山歩きがスタート。
お家の方と一緒で嬉しそうな子どもたち。みんな元気に出発しました。
林間コースを登っていくと、あちこちに色々な山野草や花がたくさん!
冬のスキー場のイメージとはがらりと変わって、春のばんけいの山は色とりどりの世界でした。
お花を眺めたり、フキを取って傘にしたり、虫を見つけたりしながらセンター斜面に出ると、あたり一面にアズキナがたくさん!
親子で袋いっぱいにアズキナを採る姿が見られました。
普段、お子さんが野菜が苦手であまり食べないけれど、アズキナだけは食べるので頑張ってたくさん採った!というお母さんも。
その日の夕飯、お子さんはアズキナのお浸しをモリモリお代わりして食べ、おじいちゃんも美味しいと喜んで食べてくれて、ほっこりした夕飯になったご家庭もあったそうです(^^)
下りはなかなかの急斜面でしたが、子どもたちは余裕の足取りで最後まで元気いっぱい、頼もしい姿を見られました。
子どもたちはいつもとても豊かな環境で過ごしているという事を実感した一日でした。
5月24日 <青組>親子山歩き
待ちに待った親子山歩き。
山の中腹まで霧が立ち込めひんやりとした空気の中、桜の木広場に集合して日詰先生の説明を皆んなで聞きました。
山歩きのしおりを見ながら採って良い山菜を確認します。
いよいよ出発。しおりを片手にニリンソウやエンレイソウ、シラネアオイ、ヨモギやミツバなどを見つけました。
イタドリを笛にし山頂を目指す中で、子どもたちに様々な山菜の特徴を教えてもらいました。
先生方や子どもたちが難なく登って行く斜面は結構きつめで、周りの親御さんとお話ししながら登っていたらすぐに息が上がってしまいました(^_^;)
折り返し地点に到着。先生によるとここから見下ろす斜面が青組さんのスキー直登のコースなのだとか!
驚きの斜度!頑張れ青組さん!
急斜面を下るコツは、「ジグザグに歩くこと」。青組の ”山の子” たちは、慣れた足取りで下ります。
下山する際はイラクサやうるしにも気をつけるよう声を掛けてくれて、山の中ではすっかり我が子が先生でした。
狙っていたアズキナはイタドリなどが大きくなって覆い隠してしまい、見つけることが難しかったですが、子どもたちがホウチャクソウとの見分け方を教えてくれて何とか数本摘むことができました。
最後は先生方に山菜をチェックしてもらって解散となりました。
動物の足跡なども見られ山の豊かさを感じ、自然の中で親子で過ごす楽しい時間はあっという間♪
またプライベートでも山歩きに行ってみたいと思いました。