12月17日、今年も美しいハンドベルの音色が幼稚園の体育館に響き渡りました。
毎年、子ども達だけでなく保護者も楽しみにしているクリスマス会。
今回は、完成度の高い先生方による出し物の舞台裏をのぞいてみましょう。
〜ハンドベル編〜
やまのこまつりパート2が終わると、いよいよハンドベルチームの始動です。
まずはベルチームの先生方で話し合い、演奏する曲目を決めます。
今年は「ホワイト・クリスマス」と「ドラえもんメドレー」の2曲が演奏されました。
なんとS先生がハンドベル用の楽譜を起こし、各先生方にベルを振り分けてくださるとのこと。楽譜を起こすところから始まっていることを知り、驚きました。
日々の練習は、キラキラしたハンドベルの音が響き渡る癒しの空間・・♪
かと思いきや、そうではありません。
保育後、それぞれの仕事を片付けてから始まるタイトな練習は、
まるで部活のようだとおっしゃるのはM先生。
ベルを置いた場所を勘違いし、違う音のベルを持って鳴らしてしまった・・!
振ったベルがテーブルにぶつかって「音+ゴン!」・・!
リズムが取れずメンバーから個人レッスン・・・
連日の練習で腰が痛くなる・・・
ベルの数と同じ手の数が欲しい・・・
そんな中、お互いを励ますようなかけ声が自然発生!!
「がんばっ!」「どんまい!」「もういっちょ!」「よっしゃ!!」
想像以上に体育会系のようです。
お忙しい時間の合間を縫って子ども達の為に、労力を惜しまずに努力をしてくださっている先生方のエピソードをまた一つ知り、胸が熱くなりました。
「がんばっ!」「どんまい!」「もういっちょ!」「よっしゃ!!」
どこかで聞き覚えがありませんか。
山歩き、逆上がりの練習、三つ編み、スキー等々、
日々の幼稚園の生活の中で互いに声をかけ合う子ども達の姿と重なります。
先生方の姿勢が子ども達に自然に伝わっているのですね。
“毎回間違える場所が違うので当日の演奏が終わるまでドッキドキ!!”
“間違えて違う音が鳴った時は皆ズッコけて笑ってごまかす!”
今から来年のクリスマス会が楽しみになってきました。